オクトパスエナジーは、イギリス発のOctopus Energyが東京ガスと組んで日本で始めた電気のサービスです。
タコのキャラクターや「解約金0円」の案内で名前を見かけても、実際にいくらになるのか、なぜ大手電力より安いのかは分かりにくいところです。
しかも、標準プランのグリーンオクトパスは2026年10月1日に料金が改定されました。
この記事では、公式サイトに掲載されている2026年10月1日実施の電気料金メニュー定義書を読み、改定で何が変わったか、エリアと使用量ごとにいくらになるかを計算しました。
料金の数字は、2026年10月に公式の定義書で確認したものだけを使っています。
どこが運営していて、どこで使えるのか

TGオクトパスエナジーという合弁会社

日本で電気を販売しているのはTGオクトパスエナジー株式会社です。
東京ガスと、イギリスのOctopus Energyが共同で設立した会社で、小売電気事業者の登録番号はA0793です。
英国のOctopus Energyは、公式サイトで「英国で契約数No.1の電力会社」と紹介されています。
日本では、RBBTODAYの新電力アワード2025で総合満足度1位を受賞したと公式サイトに書かれています。
聞き慣れない社名でも、母体の片方は日本の大手ガス会社だと分かると、どこの会社か分からないという不安は小さくなるはずです。
電気とガスの提供エリア
| 電気の提供エリア | 沖縄と一部の離島を除く全国 |
|---|---|
| ガスの提供エリア | 東京ガス供給エリア(東京地区等)・大阪ガス全域供給区域・東邦ガス供給エリア |
| 解約金・違約金 | 原則なし |
| 契約期間の縛り | なし |
| 電気の環境価値 | 実質再生可能エネルギー100% |
ガスは3つのエリアだけで、東邦ガスの供給エリアは東邦ガスと連携して紹介する形です。
沖縄に住んでいる人と、一部の離島に住んでいる人は電気も契約できません。
2026年10月1日の料金改定で何が変わったか
東京電力エリアの新旧単価
グリーンオクトパスは、2026年4月28日実施分から2026年10月1日実施分へ料金が切り替わりました。
東京電力エリアの単価を並べると、次のとおりです(税込)。
| 項目 | 2026年4月28日実施 | 2026年10月1日実施 |
|---|---|---|
| 基本料金(30A・1日あたり) | 29.10円 | 36.90円 |
| 電力量料金(120kWhまで) | 19.27円 | 19.95円 |
| 電力量料金(120〜300kWh) | 24.47円 | 25.15円 |
| 電力量料金(300kWh超) | 27.86円 | 28.54円 |
電力量料金はどの段階も1kWhあたり0.68円上がりました。
基本料金は30Aで1日7.80円上がり、30日に直すと月234円の値上げです。
月300kWhの家庭で約438円の値上げ
30Aで月300kWh使う家庭(30日)で、基本料金と電力量料金を計算し直しました。
改定前は873円+6,717円で7,590円でした。
改定後は1,107円+6,921円で8,028円になり、月438円ほど上がっています。
内訳を見ると、基本料金の上げ幅が234円、電力量料金の上げ幅が204円で、基本料金の比重が大きい改定です。
使用量が少ない家庭ほど、値上げの割合は大きく感じやすくなります。
大手電力9社も2026年11月1日に送配電網の使用料(託送料金)の見直しにともなう料金改定を予定していて、基本料金の値上げが中心です。
新電力と大手電力のどちらも同じ方向に動いているので、比べるときは改定後の単価どうしで並べることが大切です。
契約アンペアごとの基本料金
グリーンオクトパスの基本料金は月額ではなく、1日あたりの金額に使用期間の日数を掛けて計算します。
東京電力エリアの2026年10月1日実施分です。
| 契約電流 | 1日あたり(税込) | 30日換算 |
|---|---|---|
| 10A | 12.30円 | 369円 |
| 15A | 18.45円 | 553.5円 |
| 20A | 24.60円 | 738円 |
| 30A | 36.90円 | 1,107円 |
| 40A | 49.20円 | 1,476円 |
| 50A | 61.50円 | 1,845円 |
| 60A | 73.80円 | 2,214円 |
1か月まったく電気を使わなかった月は、基本料金が半額になると定義書に書かれています。
空き家や長期出張で使わない月がある人には、知っておいて損のない規定です。
また同社は2026年10月6日に、2026年4月版以前の旧メニューを契約中の人を対象として、12月1日から単価を約2〜11%引き上げると告知しています。
旧メニューのまま契約している人は、現行の2026年10月版へ切り替えた場合と、12月以降の旧メニューの単価を、公式サイトの新旧対照表で比べてから決めてください。
グリーンオクトパスはいくらになるか
東京電力の従量電灯Bと使用量別に比べる
東京電力エナジーパートナーの従量電灯B(30A)と、使用量ごとに比べました。
従量電灯Bは11月1日に改定されるため、改定後の単価(基本料金1,176.18円、電力量料金29.85円・36.45円・40.54円)を使っています。
| 月の使用量(30A・30日) | グリーンオクトパス | 東京電力 従量電灯B(11月1日から) | 差 |
|---|---|---|---|
| 150kWh | 約4,256円 | 約5,852円 | 約1,596円 |
| 250kWh | 約6,771円 | 約9,497円 | 約2,726円 |
| 300kWh | 約8,028円 | 約11,319円 | 約3,291円 |
| 400kWh | 約10,882円 | 約15,373円 | 約4,491円 |
使用量が増えるほど、差は大きくなります。
基本料金だけを比べると30Aで1,107円と1,176.18円でほぼ同じなので、差のほとんどは電力量料金の単価の低さから生まれています。
試算に入っていないもの
この表には、燃料費調整額と再エネ賦課金を入れていません。
再エネ賦課金はどの電力会社でも同じ単価なので、差には影響しません。
一方で燃料費調整額は、グリーンオクトパスと東京電力で基準となる燃料価格や計算の細かい部分が違うため、同じ額にはなりません。
グリーンオクトパス(東京電力エリア)の基準平均燃料価格は1キロリットルあたり44,200円、基準単価は0.232円です。
実際の請求額は、公式サイトの見積もりで自分の検針票の数字を入れて確かめてください。
ほかのエリアでも計算する
グリーンオクトパスの単価はエリアごとに違います。
2026年10月1日実施の定義書で、大手電力の11月1日以降の従量電灯Bを公式で確認できた6エリアについて、30A・月300kWhを計算しました(北陸電力は改定の告知が確認できなかったため現行の単価)。
| エリア | 基本料金(30A・1日) | 電力量料金の単価 | 月300kWhの目安 | 大手電力の従量電灯B(11月1日から) |
|---|---|---|---|---|
| 北海道 | 53.94円 | 26.28円/32.12円(280kWhまで)/33.48円 | 約10,581円 | 約13,654円 |
| 東北 | 40.20円 | 19.82円/25.62円/29.46円 | 約8,196円 | 約11,750円 |
| 東京 | 36.90円 | 19.95円/25.15円/28.54円 | 約8,028円 | 約11,319円 |
| 北陸 | 29.82円 | 20.12円/24.36円/25.87円 | 約7,694円 | 約10,866円 |
| 中部 | 44.04円 | 21.38円/25.18円/28.28円 | 約8,419円 | 約8,525円 |
| 九州 | 43.14円 | 18.81円/23.61円/26.11円 | 約7,801円 | 約7,832円 |
北海道は大手電力と同じく、2段階目と3段階目の境目が280kWhに設定されています。
北海道・東北・東京・北陸では、燃料費調整額を除いた比較で月3,000円以上の差が出る計算です。
一方で、中部と九州では差が月100円前後しかありません。
中部電力と九州電力は、11月の改定で基本料金が上がっても、もともと電力量料金の単価が低いためです。
中部や九州に住んでいる人は、「大手より安い」という評判をそのまま当てはめず、自分の検針票で見積もってから決めてください。
九州エリアの定義書には、燃料費調整とは別に、離島の電気料金を支える離島ユニバーサルサービス調整の規定も入っています。
関西電力エリアは、基本料金が契約アンペアによらず1日18.04円で、最初の15kWhは0円という別の形になっています。
同じグリーンオクトパスでもエリアで計算の形が違うので、自分のエリアの定義書で確かめてください。
関西電力エリアは最低料金に近い形
関西電力エリアのグリーンオクトパス(2026年10月1日実施)は、契約容量6kVA未満の場合、基本料金が1日18.04円で、アンペアによる違いがありません。
関西電力の従量電灯Aと同じように最初の15kWhは電力量料金が0円で、15kWhを超えた分に22.69円(120kWhまで)、25.47円(300kWhまで)、29.31円(300kWh超)がかかります。
30日で計算すると、月150kWhで約4,368円、月300kWhで約7,508円、月400kWhで約10,439円になります。
ただ、関西電力の11月1日以降の単価は今回公式ページの本文を開けず確認できなかったため、ここでは差額を出していません。
燃料費調整の基準もエリアで違う
グリーンオクトパスの燃料費調整は、平均燃料価格が基準より高いか低いかで加算か差し引きが決まります。
この基準となる平均燃料価格は、2026年10月1日実施の定義書でエリアごとに次のように定められています。
| エリア | 基準平均燃料価格(1キロリットルあたり) |
|---|---|
| 東京 | 44,200円 |
| 北海道 | 37,200円 |
| 東北 | 31,400円 |
| 関西 | 27,100円 |
基準が違うので、同じ月でも燃料費調整額の金額はエリアごとに変わります。
ほかのエリアの燃料費調整額を目安にしないで、自分のエリアの検針票か公式サイトのお知らせで確かめてください。
比較相手になる東京電力の各プランの単価や仕組みは、こちらの記事で確かめられます。

一人暮らしの20A・150kWhの場合
一人暮らしでよくある20A・月150kWhでも計算しました(東京電力エリア・30日)。
グリーンオクトパスは、基本料金738円と電力量料金3,148.5円で、約3,887円です。
東京電力の従量電灯B(11月1日から)は、20Aの基本料金784.12円と電力量料金4,675.5円で、約5,460円です。
差は月1,573円ほどで、使用量が少なくても、単価の差がそのまま金額に出ます。
一人暮らし向けの電力会社をほかにも比べたい方は、こちらの記事も参考になります。

シンプルオクトパスは誰に向いているか
12か月同じ単価で、基本料金も燃料費調整額もない
シンプルオクトパスは、基本料金、燃料費調整額、段階別の単価がないプランです。
使った電力量に1つの単価を掛けるだけで電気代が決まり、その単価が12か月変わりません。
公式サイトでは、目安として月平均250kWhほど使う家庭に向くと案内されています。
燃料価格が上がっても12か月は単価が動かないので、請求額を前もって読みやすいのが特徴です。
2026年10月1日実施の単価
公式サイトの約款ページにある定義書で、シンプルオクトパス 2026-10の単価を確認しました。
東京電力エリアは1kWhあたり31.93円、関西電力エリアは28.46円で、どちらも基本料金は0円です。
以前は東京電力エリアで30.93円と紹介されることがありましたが、2026年10月1日実施分では1円高くなっています。
グリーンオクトパスと比べた損得
東京電力エリアの30A・月300kWhで、燃料費調整額を除いて比べると次のようになります。
| 月の使用量 | グリーンオクトパス(30A) | シンプルオクトパス | 差を使用量で割った値 |
|---|---|---|---|
| 250kWh | 約6,771円 | 約7,983円 | 約4.8円 |
| 300kWh | 約8,028円 | 約9,579円 | 約5.2円 |
燃料費調整額を除けば、グリーンオクトパスのほうが安い計算です。
グリーンオクトパスの燃料費調整単価が1kWhあたり5円前後を上回る月が続くと、シンプルオクトパスのほうが安くなります。
燃料費調整単価は毎月変わるので、どちらが得かは燃料価格の動き次第です。
12か月後と、グリーンオクトパスとの関係
12か月が過ぎると、グリーンオクトパスに自動で切り替わると公式サイトと定義書に書かれています。
定義書では、適用開始日から1年目の応当日を含む月の検針日の前日で終わり、翌日からグリーンオクトパス 2026-10が適用されると定められています。
公式サイトはデメリットとして、燃料費調整額のような調整単価が下がり続けると、通常プランのほうが割安になる可能性があることも明記しています。
つまり、シンプルオクトパスは「いちばん安いプラン」ではなく、燃料価格の上がり下がりに左右されたくない人のためのプランです。
12か月が終わる前にやめても解約金はかかりません。
オール電化・EV・太陽光の家庭が見るプラン
5つのプランの違い
オクトパスエナジーの家庭向けプランは、住まいの設備で選ぶ形になっています。
| プラン | 料金の特徴 | 想定している家庭 |
|---|---|---|
| グリーンオクトパス | 基本料金あり・3段階の電力量料金・燃料費調整あり | 多くの一般家庭 |
| シンプルオクトパス | 基本料金と燃料費調整額なし・12か月固定単価 | 使用量が多めで、請求額を一定にしたい家庭 |
| オール電化オクトパス | 夜間が安いタイプと、昼間が安いサンシャインタイプ | オール電化住宅 |
| EVオクトパス | EVの充電を前提にした料金 | EVやPHEVを持っている家庭 |
| ソーラーオクトパス | 日中は自家発電を使い、夜間の料金を抑える設計 | 太陽光発電を設置している家庭 |
オール電化、EV、ソーラーの3プランは、時間帯で単価が変わる設計です。
単価はエリアとプランごとに定義書が分かれているので、公式サイトの見積もりで自分の条件を入れて確かめてください。
オール電化の家庭は昼型か夜型かで選ぶ
オール電化オクトパスには、夜間が安いタイプと、昼間が安いサンシャインタイプの2つがあります。
エコキュートを夜に沸かしている家庭は夜間が安いタイプ、昼に在宅していて太陽光の時間帯に家事をまとめられる家庭はサンシャインタイプが候補になります。
東京電力エリアの定義書(2026年10月実施)で、2つのタイプの単価を確認しました。
| 項目 | オール電化オクトパス(夜間が安い) | サンシャインタイプ(昼間が安い) |
|---|---|---|
| 基本料金(1日あたり) | 契約電力1kWにつき14.20円 | 契約電力1kWにつき14.20円 |
| 安い時間帯 | 午前1時〜午前6時:18.53円 | 午前9時〜午後3時:17.60円 |
| それ以外の時間帯 | 25.18円 | 27.11円 |
| 対象の機器 | 夜間蓄熱式機器・オフピーク蓄熱式電気温水器 | 昼間に沸き上げる家庭用ヒートポンプ給湯器 |
夜間が安いタイプは、安い時間が午前1時から6時までの5時間に限られます。
サンシャインタイプは、昼間沸き上げに対応したヒートポンプ給湯器を使っていることが条件です。
どちらの定義書にも、料金メニューを変更した後は原則1年間は別のメニューに変えられないという定めがあります。
解約金はかかりませんが、オクトパスエナジーの中でプランを行き来するには制限があるので、最初の選択は検針票の時間帯別の使用量を見てから決めてください。
どちらが安いかは、30分ごとの使用量が昼と夜のどちらに寄っているかで決まります。
大手電力のオール電化向けプランと比べたい方は、オール電化向けの電力会社をまとめた記事も参考にしてください。

なぜ安いのか、安くならないのはどんなときか
数字で確かめられる「安さ」の中身
「なぜ安いのか」を数字で確かめられるのは、電力量料金の単価です。
東京電力エリアで比べると、グリーンオクトパスの単価は11月1日以降の従量電灯Bより1段階目で9.90円、2段階目で11.30円、3段階目で12.00円低く設定されています。
一方、基本料金は30Aで1,107円と1,176.18円で、ほとんど差がありません。
運営コストの内訳のような安さの裏付けは公式サイトで数字として確認できなかったため、この記事では推測で書かないことにします。
切り替えの手続きはウェブで完結し、スマートメーターが付いていれば工事や立ち会いはいりません。
電気を家まで運ぶのは、切り替え前と同じ地域の一般送配電事業者です。
そのため、切り替えたことで電気の質が落ちたり、停電が増えたりすることはないと公式サイトに書かれています。
燃料費調整額に上限の定めがない
グリーンオクトパスの定義書には、燃料費調整額の上限の定めが見当たりませんでした。
燃料の輸入価格が大きく上がった局面では、その分だけ電気代も上がります。
燃料価格が上がった時期に「思ったより安くならなかった」と感じやすいのは、この仕組みのためです。
2026年11月からの電気代全体の動き
オクトパスエナジーの明細にも載っていた政府の電気・ガス料金支援の値引きは、2026年9月使用分(10月請求分)が最後です。
11月使用分からは値引きがなくなるので、オクトパスエナジーに切り替えても、切り替えなくても、請求額は10月より上がる可能性があります。
切り替え後に請求額が上がったとき、プランのせいか支援終了のせいかを見分けるには、検針票の使用量と単価の内訳を見比べてください。
友達紹介割と0円の特例
グリーンオクトパスには、友達紹介割の規定があります。
公式サイトでは紹介人数に上限がないと案内されていますが、1人あたりの割引額は時期で変わることがあるため、申し込み時に公式サイトで確かめてください。
また、割引を反映した後の合計が負になる月は、その月の料金を0円にする特例が定義書に定められています。
申し込みから切り替えまでの流れ
- 今の電力会社の検針票かマイページで、お客様番号と供給地点特定番号を控える
- 公式サイトで郵便番号と使用量を入れ、選べるプランと見積もりを確認する
- プランを選び、契約者情報と支払い情報を登録して申し込む
- 手続きの完了後、最初の検針日から供給が始まる(通常1〜2か月)
今の電力会社から切り替える場合、解約の連絡はいりません。
ただし、引越しにともなって今の電力会社を解約する場合は、自分で連絡が必要です。
引越し先で使う場合は、新居の住所と契約者情報、支払い情報があれば申し込めます。
実質再エネ100%の電気をほかの会社とも比べたい方は、再エネ電力会社をまとめた記事も参考になります。

東京ガスの電気(さすてな電気)と比べたい方はこちらです。

FAQ(よくある質問)
オクトパスエナジーはどこの会社ですか?
- 運営しているのはTGオクトパスエナジー株式会社です。東京ガスと、イギリスの電力会社Octopus Energyが共同で出資してつくった会社です。小売電気事業者の登録番号はA0793です。
2026年10月の料金改定でいくら上がりましたか?
- 東京電力エリアのグリーンオクトパスで30A・月300kWh(30日)の場合、基本料金と電力量料金の合計は7,590円から8,028円になり約438円上がりました。
どのエリアでも大手電力より安くなりますか?
- 燃料費調整額を除いた30A・月300kWhの試算では、北海道・東北・東京・北陸で月3,000円以上安くなる一方、中部と九州は差が月100円前後でした。エリアごとに見積もってください。
シンプルオクトパスの単価はいくらですか?
- 2026年10月1日実施の定義書では、東京電力エリアが1kWhあたり31.93円、関西電力エリアが28.46円で、基本料金は0円です。12か月後はグリーンオクトパスに切り替わります。
燃料費調整額に上限はありますか?
- グリーンオクトパスの定義書には上限の定めが見当たりませんでした。燃料価格が大きく上がった時期は、その分だけ電気代も上がります。
解約金はかかりますか?
- 原則としてかかりません。契約期間の縛りもありません。ただしオール電化向けプランなどは、メニューを変えた後1年間は原則として別のメニューに変更できない定めがあります。
沖縄や離島でも契約できますか?
- 供給エリアに沖縄と一部の離島は含まれておらず、それ以外の全国で契約できます。沖縄にお住まいの場合は契約できません。
切り替えにはどれくらいかかりますか?
- 手続きの完了後、最初の検針日から供給が始まり、通常1〜2か月かかります。家にスマートメーターがあれば、オクトパスへの切り替えで工事をしたり立ち会ったりする必要はありません。
まとめ
運営しているTGオクトパスエナジー株式会社は東京ガスとOctopus Energyの合弁で、大手ガス会社が関わる新電力という位置づけです。
料金の中心であるグリーンオクトパスは2026年10月1日に値上げされ、東京電力エリア30Aで見ると基本料金は1日36.90円、電力量料金は使用量に応じて19.95円から28.54円(中間は25.15円)までの3段階になりました。
月300kWhの家庭では改定前より約438円上がり、目安は8,028円です。
それでも、11月1日以降の東京電力の従量電灯Bと比べると、月300kWhで約3,291円安い計算になります(燃料費調整額と再エネ賦課金を除く)。
ただし、中部と九州のエリアでは大手電力との差が月100円前後しかなく、エリアによって得をしやすさが大きく違います。
一方で、燃料費調整額に上限の定めがなく、燃料価格が上がった時期は電気代も上がります。
請求額を一定にしたい人はシンプルオクトパス(東京電力エリアで1kWhあたり31.93円)、オール電化やEV、太陽光の家庭は専用プランを見積もりで比べてください。
沖縄と一部の離島は対象外で、ガスのセットは3つのエリアに限られます。
解約金も契約期間の縛りもないので、検針票の数字で見積もり、合わなければ戻すという選び方ができます。
料金の根拠は公式の約款・電気料金メニュー定義書、プランの一覧は料金プラン一覧で確認できます。

