基本料金0円というシンプルな料金設計で知られているのが Looopでんき です。
契約容量ごとの基本料金がかからず、支払うのは使った分だけになります。
ただし主力の「スマートタイムONE」は市場連動型で、単価が30分ごとに変わります。
この記事では公式サイトで確認できた料金のしくみと、2026年に加わった割引、契約前の注意点をまとめました。
Looopでんきとは?

※本記事では、Looopでんきの市場連動型プラン「スマートタイムONE」を中心に解説しています。
Looopでんきは、再生可能エネルギーの導入を進めてきた株式会社Looopが提供する電力サービスです。
家庭向けの中心となるのがスマートタイムONE(電灯)で、東京電力エリアの場合は従量電灯Bと従量電灯Cに相当します。
一人暮らしから大家族まで対象で、基本料金0円と解約手数料0円が特徴です。
料金プランと特徴
基本料金0円で、単価は30分ごとに変わる
契約容量に関係なく基本料金は0円です。
そのうえで、料金の中心になる電源料金が30分ごとに変化する市場連動型になっています。
そのため「1kWhあたり何円のプラン」という固定単価では表せません。
公式サイトの「でんき予報」で、30分ごとの電源料金単価を事前に確認できます。
なお上限単価の設定があることも公式サイトに明記されています。
安くなる時期と高くなる時期がある
公式サイトでは、市場価格の動きについて次のように説明されています。
- 市場が落ち着いている時(主に春秋)は、従来の固定単価のプランよりも安く使える場合がある
- 市場が高騰した際(主に夏冬)は、従来の固定単価のプランよりも高くなるリスクがある
つまり「深夜なら必ず安い」という単純な話ではなく、季節によって有利不利が入れ替わります。
電気を使う時間をずらせる家庭ほど恩恵を受けやすい一方、夏冬の使用量が多い家庭では負担が増える月もあると考えておいてください。

生活リズムに合わせた自動割引
公式サイトでは、生活リズムに合わせて毎月の電気代を割り引くしくみが案内されています。
1か月の検針期間内で電気使用量が最も多かった1時間を自動で特定し、その時間の電気料金を割り引くという内容です。
2026年1月時点の自社調べで、国内の個人向け市場連動型プランでは初の手法とされています。
適用対象はスマートタイムONE(電灯)です。
朝型でも夜型でも、自分の生活で電気を最も使う時間が対象になるため、時間をずらしにくい家庭にも効果が出やすい設計といえます。
あわせて長期契約に伴う割引も案内されていますが、こちらはLooopでんきアプリへのログインが必要です。
解約手数料0円で契約期間の縛りもない
契約期間の制限がなく、解約手数料もかかりません。
市場連動型は合う合わないがはっきり分かれるため、試してから判断できる点は大きな利点です。



ガスとのセットや再エネオプション
東京ガスの東京地区等に位置づけられる区域(日立市を除く)の都市ガスユーザーは、Looopでんき+ガスを契約できます。
セットにすると電気の料金単価から1円引きになり、ガスは使用量にかかわらず基本料金と従量料金単価が一定という設計です。
また、実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量ゼロの電気にできる「eneco」というオプションも用意されています。
国の補助金の対象になっている
Looopでんきは「電気・ガス料金負担軽減支援事業」に参画しています。
2026年7月から9月の利用について、電気は1kWhあたり最大4.5円、ガスは1立方メートルあたり最大18.0円が補助されると案内されています。
太陽光やEVとの組み合わせ
Looopは太陽光発電や蓄電池の分野にも取り組んでいる会社です。
自家発電した電気を優先して使い、足りない分を単価の安い時間帯に補うという使い方ができれば、市場連動型の弱点を抑えやすくなります。
電気自動車を持っている場合も、充電のタイミングを単価の安い時間に寄せられるかどうかが効果を左右します。
ただしLooopでんきは売電契約に対応していないため、FITでの売電は別の電力会社と契約する必要があります。



申し込みから利用開始まで
- Webから5分ほどで申し込む
- 最短当日から2週間ほどで自動的に切り替わる
- アプリででんき予報や使用量を確認しながら使う
今契約している電力会社への解約手続きは不要で、書類の提出や電気機器の交換もありません。
メリット・デメリットまとめ
メリット
- 基本料金0円で、契約容量による固定費がかからない
- 解約手数料0円で契約期間の縛りもなく、試しやすい
- でんき予報で30分ごとの単価を事前に確認できる
- 使用量が最も多かった1時間が自動で割引される
- 上限単価の設定がある
- 東京ガスエリアならガスとのセットで電気の単価が1円引きになる
デメリット・注意点
- 市場が高騰する夏冬は、固定単価のプランより高くなるリスクがある
- 単価が30分ごとに変わるため、月の請求額を事前に読みにくい
- 電気を使う時間をずらせない家庭では効果が出にくい
- 売電契約には対応しておらず、FIT売電は別の電力会社と契約が必要
- スマートメーターが未設置の場合は設置までに時間がかかることがある
どんな人に向いている?
- 家事や充電の時間をずらせる人
- 基本料金を払いたくない人
- アプリで単価を確認しながら使うのが苦にならない人
- 太陽光や蓄電池、EVを活用している人
- 毎月の請求額を一定に保ちたい人
- 夏冬の使用量が多く、時間をずらしにくい人
- ポイント還元や通信とのセット割を重視する人
市場連動型が不安な場合は、新電力を選ぶときに確認したいポイントや電力会社の乗り換えで比較したいポイントもあわせて確認してみてください。
よくある質問(FAQ)
電気料金の単価はいくらですか?
- 固定の単価はありません。
スマートタイムONEは市場連動型で、電源料金が30分ごとに変化します。
公式サイトの「でんき予報」で30分ごとの単価を確認できます。
なお上限単価の設定があることも公式サイトに明記されています。 電気代は必ず安くなりますか?
- なりません。
公式サイトでは、市場が落ち着いている時(主に春秋)は従来の固定単価のプランより安く使える場合がある一方、市場が高騰した際(主に夏冬)は固定単価のプランより高くなるリスクがあると説明されています。 生活リズムに合わせた割引とは何ですか?
- 1か月の検針期間内で電気使用量が最も多かった1時間を自動で特定し、その時間の電気料金を割り引くしくみです。
2026年1月時点の自社調べで、国内の個人向け市場連動型プランでは初の手法とされています。
適用対象はスマートタイムONE(電灯)です。 解約金や契約期間の縛りはありますか?
- ありません。
公式サイトでは解約手数料0円で、契約期間の制限なく解約できると案内されています。 ガスとセットにできますか?
- 東京ガスの東京地区等に位置づけられる区域(日立市を除く)の都市ガスユーザーであれば、Looopでんき+ガスを契約できます。
セットにすると電気の料金単価から1円引きになり、ガスは使用量にかかわらず基本料金と従量料金単価が一定です。 太陽光の売電はできますか?
- Looopでんきは売電契約に対応していません。
FITでの売電を続ける場合は、別の電力会社と契約する必要があります。 切り替えにはどのくらいかかりますか?
- Webから5分ほどで申し込め、最短当日から2週間ほどで自動的に切り替わります。
今契約している電力会社への解約手続きや、書類の提出、電気機器の交換は不要です。 国の補助金の対象になりますか?
- Looopでんきは「電気・ガス料金負担軽減支援事業」に参画しています。
2026年7月から9月の利用について、電気は1kWhあたり最大4.5円、ガスは1立方メートルあたり最大18.0円が補助されると案内されています。
まとめ|季節ごとの振れ幅を理解して選ぶ
Looopでんきは、基本料金0円と解約手数料0円という分かりやすい設計の新電力です。
一方で単価は30分ごとに変わり、公式サイトも夏冬は固定単価のプランより高くなるリスクがあると説明しています。
使用量が最も多かった1時間を自動で割り引くしくみが加わったことで、時間をずらしにくい家庭でも検討しやすくなりました。
まずはでんき予報で自分の生活時間帯の単価を見てから、申し込みを判断してください。









