かんたんでんきサポートは、フォームから問い合わせると専門スタッフが電話で状況を聞き取り、電力会社と料金プランを紹介して、契約から開通までを手伝ってくれる無料の取次サービスです。
公式サイトでは「20社以上の電力会社を紹介可能」「見直しのご提案まで最短5分で完了」と案内されています。
電気を売っている会社そのものではないため、実際に契約するのは紹介を受けた電力会社です。
ここでは2026年10月15日に公式の申し込みページと運営会社のサイトで確認した内容をもとに、問い合わせる前に知っておきたい流れと、提案を受けたときの確かめ方をまとめます。
- 運営はRenxa株式会社(レンサ株式会社)
- 切り替えの費用は基本的にかからないが、今の契約の解約金は別
- 質問への回答は電話で、検針日単位で切り替わる
かんたんでんきサポートとは?

かんたんでんきサポートは、住んでいるエリアや世帯人数、暮らし方に合わせて電力会社と料金プランを紹介するサービスです。
公式の申し込みページには、3つの特徴が書かれています。
- 電力会社・プランの切り替え費用は無料
- 専門スタッフが完全サポート
- 見直しの提案まで最短5分、20社以上の電力会社を紹介できる
ページには「2022年時点で、約700社以上の会社があると言われています」とも書かれていて、選択肢が多すぎて自分では選びきれない人に向けたサービスという位置づけです。
運営しているRenxa株式会社
申し込みページのフッターにある「運営会社」のリンク先はRenxa株式会社(レンサ株式会社)のサイトで、フォームにも「Renxa株式会社から電話・メール等で連絡があります」と書かれています。
| 項目 | Renxa株式会社の会社概要 |
|---|---|
| 設立 | 2017年4月3日 |
| 代表者 | 代表取締役 坂本幸司 |
| 資本金 | 5,000万円 |
| 本社 | 東京都豊島区東池袋3-13-3 いちご東池袋三丁目ビル3F |
| 電話(代表) | 03-6161-8381 |
| 主な事業 | アライアンス事業、BPO事業、ライフスタイルアドバイザー事業、保険事業など |
会社の沿革には、2018年4月に新電力の取次事業を始め、2018年8月に都市ガス、2019年9月にインターネット回線の取次も始めたと書かれています。
2020年8月からはINEST株式会社の100%子会社です。
会社の情報はRenxa株式会社の会社概要で確認できます。
電気の小売りではなく、電力会社の申し込みを取り次ぐ立場の会社だと理解しておくと、提案の受け止め方を決めやすくなります。
似た名前のサイトに注意する
「かんたんでんきサポート」で検索すると、kanntan-denki.com のほかに、表記の似た別のドメインのページも表示されます。
当サイトで運営会社を確認できたのは、kanntan-denki.com の申し込みページ(運営はRenxa株式会社)です。
フォームに名前や電話番号を入れる前に、ページ下部の運営会社の名前を確かめてください。
問い合わせから開通までの流れ
3つのステップ
- 申し込みページのフォームから問い合わせる
- 専門スタッフが状況と希望を聞き取り、電力会社とプランを案内する
- 選んだ電力会社と契約し、開通まで手伝ってもらう
フォームで必ず入力するのは、名前(漢字・カナ)、電話番号、住んでいる都道府県です。
メールアドレス、引越し予定日、質問は任意で、質問への回答は電話で返ってくると書かれています。
都道府県は北海道から沖縄県まで選べますが、紹介できる電力会社が地域ごとに何社あるのかは公開されていません。
電話で聞かれる情報
公式のよくある質問では、切り替えに必要な情報として次のものが挙げられています。
- 今契約している電力会社の名前
- お客様番号
- 供給地点特定番号(検針票にある22ケタの番号)
- 今のプラン名
検針票が手元にあれば用意しておくようにと書かれていて、スタッフが聞き取りをする形です。
聞き取りのときに、ここ1年ほどの毎月の使用量(kWh)と請求額も手元にあると、提案されたプランとの比較がその場でしやすくなります。
切り替わるのは検針日から
申し込んだあと、新しい電力会社に切り替わるのは検針日の単位です。
申し込んだ翌日から電気代が変わるわけではなく、最初の請求が新しい会社に変わるまで1〜2か月かかることがあります。
切り替えのための工事は基本的に不要とされていますが、スマートメーターがまだ付いていない家では、地域の送配電会社がメーターを取り替えます。
費用と解約についての公式の説明
切り替え費用は0円、ただし解約金は別
公式のよくある質問では、切り替えにかかる費用は基本的に発生しないと説明されています。
ただし今契約している電力会社の契約内容によっては、解約金がかかる可能性があるとも書かれています。
大手電力の一部プランや新電力のプランには、契約期間の途中でやめると解約金がかかるものがあります。
問い合わせる前に、今の契約に解約金や契約期間の定めがあるかを検針票やマイページで確認しておいてください。
紙の明細は出ない会社が多い
公式のよくある質問には、ほとんどの電力会社は紙の検針票や領収書を発行していないと書かれています。
明細はWebのマイページで確認する形になり、会社によっては有料で紙の明細を発行できる場合もあります。
家計簿を紙で付けている人や、明細を会社に提出する必要がある人は、紹介された会社で紙の明細が出せるかを確認しておくと安心です。
切り替えたあとの解約
切り替えたあとも、利用者が電力会社に解約の連絡をすればいつでも解約できます。
ただし、ここでも電力会社によっては解約金がかかる場合があると注記されています。
新しく契約するプランに解約金があるかどうかは、契約前に必ず聞いておくべき項目です。
提案を受けたときに確かめたい5つのこと
確認項目
スタッフから提案を受けたら、次の5つを聞いてから決めると、契約後に「思っていたのと違う」となりにくくなります。
| 確認すること | 理由 |
|---|---|
| 基本料金と電力量料金の単価 | 今の検針票の使用量を当てはめて、月の金額を自分で計算できる |
| 燃料費調整額の上限の有無 | 上限がないプランは、燃料価格が上がった月に請求額が大きくなる |
| 市場価格に連動する項目があるか | 卸電力市場が高騰した月に、単価が大きく上がることがある |
| 契約期間と解約金 | 合わなかったときにやめる費用が分かる |
| セット契約が条件の割引か | ガスや光回線とのセットが条件だと、片方をやめたときに割引が消える |
とくに燃料費調整額は、大手電力の規制料金(従量電灯など)には上限がありますが、自由料金のプランや多くの新電力には上限がありません。
提案された会社名とプラン名を控えておけば、公式サイトで料金表を確かめたり、ほかの比較サービスの試算と並べたりすることもできます。
「安くなる」と言われたときの確かめ方
電気代が安くなるかどうかは、エリア、使用量、今のプランによって変わります。
「年間○円安くなる」と言われたときは、何kWh使った場合の計算なのか、燃料費調整額や市場価格の分を入れているのかを聞いてください。
国の電気・ガス料金の支援は2026年10月分の電気料金で終わっているため、それ以前の検針票と比べると、支援の値引き分だけ今の電気代が安く見えることもあります。
かんたんでんきサポートを使うときの注意点
連絡は電話が中心になる
フォームを送ると、Renxa株式会社から電話やメールで連絡が来ます。
質問への回答も電話と書かれているため、メールだけでやり取りを済ませたい人には合わない可能性があります。
日中に電話に出にくい人は、フォームの質問欄に連絡の取りやすい時間帯を書いておくとスムーズです。
紹介先の一覧は公開されていない
申し込みページには「20社以上の電力会社を紹介可能」とありますが、どの会社を紹介できるのかの一覧は載っていません。
紹介される会社以外のプランと比べたい場合は、自分で料金比較サイトを使って並べる必要があります。
ページの更新が止まっている部分がある
確認日の時点で、フォームの引越し予定日の年は2024年と2025年しか選べませんでした。
ページ下部にはお盆期間の問い合わせについての告知も残っていて、細かな部分は更新されていない様子があります。
2026年以降に引越す予定の人は、フォームでは日付を選ばず、質問欄に予定日を書いて伝えるのが確実です。
勧誘で契約してしまったとき
電話での勧誘を受けて電力会社と契約した場合、条件によってはクーリング・オフの対象になります。
契約内容に納得できないときは、消費者ホットライン188(いやや)や、電力・ガス取引監視等委員会の相談窓口に相談できます。
クーリング・オフのやり方と期限は、こちらで詳しく確認できます。

かんたんでんきサポートが合う人・合わない人
合いやすい人
- 電力会社を自分で比べる時間がなく、電話で相談しながら決めたい
- 引越しのタイミングで電気の契約先を決めたい
- 検針票の見方や手続きに不安があり、人に聞きながら進めたい
ほかの方法を考えたい人
- 電話のやり取りを避けて、Webだけで比較から申し込みまで済ませたい
- 紹介先に限らず、たくさんの会社を自分で並べて選びたい
- 今の契約に解約金があり、満了まで待ったほうが得になる
相談しながら決めたい人向けのサービスはほかにもあり、得意な分野が少しずつ違います。

Webで料金を試算しながら自分で選びたい人は、比較サイトを使う方法もあります。


乗り換え先の候補を先に知っておきたい人は、こちらのランキングも参考になります。

よくある質問(FAQ)
かんたんでんきサポートは無料ですか?
- 相談と切り替えの費用は基本的にかかりません。ただし今契約している電力会社のプランに解約金がある場合は、その支払いが別に発生する可能性があります。
かんたんでんきサポートの運営会社はどこですか?
- Renxa株式会社(レンサ株式会社)です。東京都豊島区東池袋に本社があり、2018年4月から新電力の取次事業をしています。
申し込むと電話がかかってきますか?
- かかってきます。フォームを送るとRenxa株式会社から電話やメールで連絡があり、質問への回答も電話になると公式ページに書かれています。
何社の電力会社を紹介してもらえますか?
- 公式ページでは20社以上の電力会社を紹介できると案内されています。具体的な会社名の一覧は公開されていません。
申し込んだらすぐ電気代は安くなりますか?
- すぐには変わりません。切り替えは検針日の単位で行われるため、新しい電力会社の料金になるまで1〜2か月かかることがあります。
沖縄からでも相談できますか?
- フォームでは沖縄県も選べます。ただし沖縄エリアで紹介できる電力会社があるかは公開されていないため、問い合わせのときに確認が必要です。
紹介された電力会社をあとで解約できますか?
- できます。利用者が電力会社に連絡すれば解約できますが、会社によっては解約金がかかる場合があるので契約前に確認しておくと安心です。
まとめ
かんたんでんきサポートは、Renxa株式会社が運営する電力会社の紹介・切り替えサポートで、フォームから問い合わせるとスタッフが電話で聞き取りをして、20社以上の中から電力会社とプランを紹介します。
切り替えの費用は基本的にかかりませんが、今の電力会社の解約金は別で、紹介された会社のプランにも解約金がある場合があります。
切り替わるのは検針日の単位で、紙の明細が出ない会社が多いことも公式サイトに書かれています。
提案を受けたら、単価、燃料費調整額の上限、市場連動の有無、契約期間と解約金、セット割の条件の5つを確かめ、検針票の数字で計算してから決めてください。


